息子の7才になる誕生日プレゼントとして頂いた本。
角川書店の『 にんじゃざむらい ガムチョコバナナ エビフライてんぐのまき 』。
『 かいけつ ゾロリ 』シリーズで有名な原ゆたかさんの著書です。
子供の好きそうなガムとチョコとバナナが題に入っていて、そのロゴも目を引きます。
メインキャラクターの ガムべえ と バナナうま が事件を解決していくというストーリーで、エビフライてんぐのまきの途中で チョコざえもん とアンズひめ が仲間入りします。
話に入る前に ” 東西、東西(とざい、とーざい)” から始まる口上があったり、ストーリーの読み進め方を親しみやすい表現で説明してあるのもポイントです。
使われている言葉が侍言葉だったり日常会話ではあまり使われない古めかしい言葉だったり四字熟語だったりしますが、後ろ見返しの部分でことばの意味が文章と例(漫画)で説明されていて、その丁寧さが本当にすばらしいです。
ストーリーの途中で出てくる忍術に説明があったり、エキストラのキャラクターのセリフまで細かいところ、セリフにキャラクターのアイコンが添えてあって誰のセリフかが子供でもちゃんと理解できるようにしてあるところなど、原ゆたかさんの『 かいけつ ゾロリ 』シリーズが好きな子ははまると思います。
文章全体が読んでいて気持ちのよいリズムで書かれていて、子供が自分で読んでも楽しめるけど、読み聞かせしてあげても心地よい本です^^
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